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このページはこちらに移転しました ブラックルシアン 作詞/一(にのまえ) ペテン師は笑って 少女を誘う 犬は尾を垂れ ゴミ箱を漁る 太陽は地に墜ち オレンジに鉄街を染める 寂れたバーでは 少ない金で酔いたい客が 絶望を背中に背負って グラス傾ける 厚化粧の女は 流行に敏感で 流される 意志すらない ブラックルシアン 街を焦がして 染めて オレンジに 鉄街に夏香る ペテン師は笑って 少女に言い寄る 猫は何かに怯えて 裏路地の闇に紛れる 太陽は地に墜ち 鉄街に街灯が細々と輝く ブラックルシアン 街を焦がして 染めて オレンジに 鉄街に夏香る ブラックルシアン ブラックルシアン ブラックルシアン ブラックルシアン (このページは旧wikiから転載されました)
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ブラックゲッター 機体名 ブラックゲッター 全長 38.0m 主武装 ゲッタートマホーク 斧の形をしたゲッターお馴染みの武器。投擲武器として使うこともある。 スパイクナックル 両拳に付けられたトゲ状の武器。四本存在しており、展開させることで伸びる。 ゲッターレザー 左腕に付けられた三枚の刃。とても切れ味が良さそうだ。 ゲッタービーム 腹から撃つお馴染みのビーム。機体を回転させながら撃つことで、広範囲を薙ぎ払うことも出来る。 特殊装備 ゲッターウィング 背中のマント。風になびく姿がとても格好いい。 マフラー ブラックゲッターの代名詞的アイテム。風に舞う姿が(ry 移動可能な地形 空中○、地上○、水中△(?)、地中× 備考 流竜馬が月に廃棄されたゲッターを改修し作った機体。その力はゲッタードラゴンに並ぶほどだと言われている。つまり無印ゲッターロボの十倍。竜馬がどうやってそこまでパワーアップさせることが出来たのか不思議でしょうがない。ちなみに機体色の黒は元々のカラーリングではなく、大気圏突入時に機体が焼き焦げ黒くなった。そのためにブラックゲッターのことを「焦げったー」の愛称で呼ぶファンも確認されている。チェンゲ、及びスパロボではゲッターの最大の特徴である変型機構は無くなっているが、乗り換え時に三人同時搭乗が可能なことから考えるにコクピットは三人分残されているようだ。……勿論一つのコクピットにぎゅうぎゅう詰めになっている可能性も否定出来ないが。
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編集メダロット一覧 ブラックスタッグ (KWG05-C) パーツパラメーター メダチェンジパラメーター 解説 主な入手方法 機体説明 パーツパラメーター 部位 パーツ名 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 スキル わざ 頭部 ブラックインコム(KWG05-F-1) 155 - - 73 26 4 なおす ぼうがいクリア 右腕 ブラックバイス(KWG05-F-2) 90 36 41 39 23 - なぐる ソード 左腕 ブラックビート(KWG05-F-3) 90 11 52◎ 24 20 - がむしゃら ハンマー 部位 パーツ名 装甲 移動 回避 防御 格闘 射撃 脚部タイプ 脚部 ブラックフラック(KWG05-F-4) 130 23 35 29 37 29 二脚 森 山 砂 平 水 凍 洞 宇 パーツ性別 4 3 2 4 2 2 3 1 ♀ メダチェンジパラメーター 部位 パーツ名 装甲 移動 回避 防御 格闘 射撃 脚部タイプ 変形 基本性能(KWG05-F-S) 460 50 76 - 25 15 飛行 森 山 砂 平 水 凍 洞 宇 パーツ性別 2 2 4 3 1 3 1 1 ♀ 部位 パーツ名 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 スキル わざ DA ドライブA(KWG05-F-A) - - - 119 41 - なおす ぼうがいクリア DB ドライブB(KWG05-F-B) - 49 56 54 39 - なぐる ソード DC ドライブC(KWG05-F-C) - 15 67◎ 36 30 - がむしゃら ハンマー ▲ページ上部へ▲ 解説 ドークスと対をなす女型メダチェンジ対応KWG型。 ドークスに比べて両腕の充填・冷却、脚部の移動・回避で劣るが、両腕の成功・脚部の格闘の数値に秀でており、より命中精度の高い調整になっている。 意外だが総装甲はドークスよりも20上。 メダチェンジすると脚部タイプが飛行に変化。 回避は74と飛行型としては並だが、移動が50とかなりの高さを誇っている。 ドライブCの威力は67と際立って高くは無いが、移動力がダメージに補正されるがむしゃらなのでかなりの打点が期待できる。 ただし、もともと耐久力に難のある機体だったのが、飛行型になったことでさらに難ができてしまっている。 ダメージ源のドライブCの使いどころを考えないと、せっかくチェンジしてもなにもできないまま沈んでしまうかもしれないので注意。 主な入手方法 頭部・右腕・左腕・脚部 クワガタバージョンの第1章終盤 自宅に宅配便で届く。 ▲ページ上部へ▲ 機体説明 ドークスと対極をなす ダークサイドの クワガタムシ型メダロット。 その研ぎ澄まされた格闘攻撃は 相手に反応する時間すら与えず 確実に闇に葬る。 ▲ページ上部へ▲
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登録日:2014/09/09 Tue 15 08 07 更新日:2024/05/14 Tue 06 35 11NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 あいつは人の話を聞かないからな ウルトラマン ウルトラマンエース ウルトラマン超闘士激伝 ウルトラマンA ウルトラ怪獣 ブラックピジョン 地味な強豪 大鳩超獣 怪獣 改造 超獣 飛行怪獣 鬱トラマン 鬱展開 鳩 『ウルトラマンA』第18話「鳩を返せ!」に登場した超獣。 ▽目次 概要 活躍 余談 概要 別名 大鳩超獣 身長 57メートル 体重 4万3千トン 鳩の強力な帰巣本能に目を付けたヤプールが宇宙怪獣に鳩の脳髄を移植して作った超獣。 羽ばたきで起こる風速60メートルの強風と腹についた角状のミサイルが武器で、口からは火炎放射と毒液「バードホワイトバブル」を繰り出す。 後のシリーズに出たことはないマイナー気味な超獣ではあるが、エースと戦った超獣の中では最強ではないかとも呼ばれるほどの実力の持ち主である。 活躍 TACで開発が予定されている無人飛行機には回収機能に難があった。 そこでパトロール中に北斗と南が出会った鳩を飼う少年、三郎の話を聞き、鳩の帰巣本能を利用することにしたのだった。 さっそく三郎から彼の鳩、小次郎を借りて実験を行うTAC。 しかし実験の途中で、北斗の眼前で小次郎が一瞬にして姿を消してしまう。 実はこの実験を察知していたヤプールが小次郎を超獣にして、その帰巣本能を使って逆にTAC基地を襲わせようとしていたのだ。 小次郎が消えた理由を知らないTACは小次郎がもしかして三郎の元に帰ったのではと推測、北斗と山中隊員が三郎のもとに向かった。 真実を知り怒る三郎だったが、見失った場所で鳩笛を吹けば戻ってくるかもしれないと北斗の語りかけで笛を必死に吹く。 そこにすでに改造されたブラックピジョンが出現。 しかし言う事を聞かず勝手に出現したことにヤプールが慌てて回収、その場は収まった。 ええい、なんたることだ!わしの命令も聞かずに勝手に飛び出したりして!戻れ!戻るんだ!ブラックピジョン!! ブラックピジョンから鳩の鳴き声がしたこと、鳩笛に反応して現れたことからブラックピジョン=小次郎だと推測した北斗。 南と共に三郎の居場所を突き止め、お台場晴海埠頭で笛を吹かないように忠告するが、それを信じたくない三郎は笛で必死に小次郎を呼ぶ。 それに誘われ、またもブラックピジョンが出現。計画が完全に狂ったヤプールは攻撃に来たTACをまとめて葬ることに……。 ピジョン!光線を吐け!光線を吐くんだ!! ブラックピジョンは命令を無視してかえんほうしゃを繰り出した! 三郎を守るために北斗と南はウルトラマンエースに変身。 勝ちBGMをバックに格闘戦を挑むが、前述の「バードホワイトバブル」を顔に喰らい、さらにブラックピジョンが腕力でもぎとったビルを空中から叩きつけられダウンしてしまう。 エースも倒れた、次はTACを皆殺しだァァァ! ゆけーッ!ゆけェェェェッ!!ブラックピジョォォォォォォン!! このヤプール、妙にノリノリである。 なんとか立ち上がったエースは腹部の角ミサイルを間一髪でかわし、必殺のメタリウム光線を繰り出した。 爆発と共に動きが止まるブラックピジョン。やったか? しかしなんとブラックピジョンは腹部で光線を吸収、エースに撃ち返した。 たまらず倒れ込むエースをブラックピジョンは翼で滅多打ちにし、またもダウンさせることに成功。 エースの大ピンチに、小次郎が超獣になってしまったと悟った三郎は必死に笛を吹き小次郎に呼びかける。 笛の音に気を取られたブラックピジョンは背後からエース決死のダイヤ光線を浴び、がっくりと力尽きたのだった。 戦いが終わり鳩の巣箱に行くと、そこには小次郎の姿があった。 小次郎は脳髄を抜かれてもなお主のもとに帰ろうとしたが、願い叶わず力尽きていた…… この空に鳩はもういない。小次郎はもう、二度と帰ってこない…… 余談 このようなラストゆえ、内山まもるによる漫画版ではラストシーンで小次郎に戻っている。ああよかった。 まったくのノーハンデでエースを二度もダウンさせたことから児童誌で当時最強と呼ばれたブロッケン、ラスボスのジャンボキングを差し置いて最強の超獣ではないかと言われている。 ウルトラマンジャックを負かしたテロチルス、ウルトラマンタロウとゾフィーをたたきのめしたバードンなど、ウルトラ世界では鳥型の怪獣はやけに強い…… なお、ブラックピジョンの着ぐるみは頭部が今も現存している。 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では偶然、善の心を持ってしまった失敗作として処刑されかけたところをタロウに救われ、仲間となっている。 不思議な探知能力のほか、迷路にもだまされない帰巣本能で重要な活躍をした。 上の「光線を吐け! 光線を吐くんだ!!」→火炎放射のネタもちゃんとある。 黒焦げになったのはヤプールコマンドの方だったが。 それよりも大事なのは 可愛いのだ。 可愛いのだ。 大事なことなので二回言いました。 栗原仁のアレンジにより、デフォルメされゆるキャラ化。 全体的に殺伐としているヤプール編に於ける癒やしキャラとして描かれている。 で、こいつの帰巣本能によってメフィラス大魔王とタロウはヤプールの本拠地を突き止めることに成功。 次元回廊により出ることが出来なくなってしまった二人はブラックピジョンに伝書を頼み、反ヤプール同盟に連絡。 それを頼りにエースキラーやセブンはヤプールの待つメビウス星に向かうことが出来た。 戦役終結後は他の見捨てられた超獣たちと共にピッコラ星に引き取られ、ピッコロ王子と共にゴーデス討伐に協力した。 項目は立った、次は追記修正だァァァ! ゆけーッ!ゆけェェェェッ!!Wiki籠りィィィィィィ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 主を思う心が強かったのか… -- 名無しさん (2014-09-09 16 31 39) エースにはたくさんの光線技があるが、回復光線がなかったのが辛いな。 -- 名無しさん (2014-09-09 19 43 04) コミカライズ版だと無事生還出来たそうな -- 名無しさん (2014-09-09 19 54 25) ヤプールのテンションおかしいだろ、計画狂ってやけっぱちなのか -- 名無しさん (2014-09-09 20 10 13) もしかしてだけど、ムサシとリドリアスのモデルってこの話? -- 名無しさん (2014-09-09 20 13 31) 激伝ではなぜかハイヤードラゴンに… -- 名無しさん (2014-09-09 20 26 31) 激伝ではゆるキャラ化 -- 名無しさん (2014-09-09 20 30 42) ハトモチーフは少なく他の特撮にはハト怪人のキカイダーにキチガイバト、555のピジョンオルフェノクがいる。 -- 名無しさん (2014-09-10 14 49 40) 鳩がモチーフだが全身武器の強敵超獣 -- 名無しさん (2014-09-10 20 40 44) 平和の意味を持つ鳩が元の鳥獣が最強クラス‥。痛烈な皮肉を感じるな -- ??隊長 (2014-09-10 22 25 21) 実際のハトは仲間と餌を奪い合う。一方カラスは仲間と分け合う。どっちが平和の象徴なんだか。 -- 名無しさん (2014-09-10 22 36 22) まぁ鳥は胸筋が発達してるからな、パワーはあるんでしょう。 -- 名無しさん (2014-09-10 23 09 12) ↑3ミスった。「超獣」だった -- ??隊長 (2014-09-10 23 12 19) ↑10 「あー、まーたダメだよ。もう適当に暴れさせるしかないわー。」→「ヤッベ、コイツ超つええじゃんw」 みたいなノリだったんじゃない?w -- 名無しさん (2014-09-10 23 31 28) これといいドリームギラスといい最終回といい北斗は結構子供への対応で失敗してる気が…… -- 名無しさん (2014-09-10 23 35 37) ↑ただキングクラブの時みたいなのもあるから一概にヘタとは言い切れないな。自分なりの経験から暴走族と仲良くなったりしてたし -- ??隊長 (2014-09-10 23 42 09) わかりにくいけどバクタリとは違うのにバクタリみたいに助けられなかったのかと言われる子 -- 名無しさん (2014-09-13 23 29 05) ジョイサウンドでエースの主題歌歌うとこいつとの闘いが延々とループするのよね -- 名無しさん (2014-09-13 23 33 40) ↑↑↑カイテイガガンの時も成功例と言えるかな -- 名無しさん (2014-09-13 23 34 44) ↑6そうなんだろうなぁ、マジで…↑3バクタリは獏が超獣に為った、此奴は小次郎の脳味噌を宇宙怪獣に移植してると来たもんだ -- 名無しさん (2014-09-13 23 40 33) ウルトラシリーズの鳥形怪獣といえば、リトラ(自分の数倍の大きさのゴメスを撃破、大怪獣バトルでもそこそこ活躍)、ヒドラ(スペシウム光線回避、勝ち逃げ)、ギエロン星獣(再生可能)、エレジア(戦闘時間は短かったがタロウのカラータイマー鳴るくらいまで善戦)、サタンモア(動けないレオを蹂躙、その後瞬殺される)、リドリアス(カオスウルトラマンですら破れないバリアーを自力で突破)等結構曲者揃いだな。 -- 名無しさん (2014-09-16 22 46 22) 何ゾイガー忘れてるの -- 名無しさん (2014-09-16 23 07 48) シーラ…… -- 名無しさん (2015-03-12 01 21 04) ↑3 帰マンに出てきた始祖怪鳥テロチルスも空中戦でウルトラマンを破ってる。強豪怪獣のベムスターやバードンも鳥型。 -- 名無しさん (2015-04-13 14 49 53) ダークピジョン -- 名無しさん (2015-04-13 19 38 43) こいつがエースキラーとヒッポリト除けば最強の超獣だった。エースとTACも敗北寸前だったし。 -- 名無しさん (2015-04-15 20 41 16) ↑「飼い主に会いたい」っていう思いが強さに表れてたのかもね。 -- 名無しさん (2015-05-30 15 41 35) 普通の鳩でも充分強敵なのに、もしヤプールがリョコウバト(最期の生き残りとされるマーサ)でブラックピジョンが製造されていたら…本当に最強の超獣になっていたかもしれない -- 名無しさん (2015-09-03 15 54 04) エースの最期かもしれん! -- 名無しさん (2016-01-28 02 38 26) これ子供にTAC恨まれても文句言えない気がするわ、貸したペットを無くされて倒されるとか辛すぎるわ -- 名無しさん (2016-08-19 17 43 46) ↑そもそも発案したのが主人公(ウルトラマン)だからなぁ…「科学の為に生物を実験台にする」ってR1号的な考えだし -- 名無しさん (2016-08-19 18 32 10) こいつをジャンボキングのパーツにしてたら勝てry -- 名無し (2018-02-06 01 56 59) ラスボスなのに強さ議論で省みられないジャンボキングさんかわいそう -- 名無しさん (2018-07-05 20 36 27) ゴルゴダ星編以降ヤプールの劣勢だったからまさかのヒット作にテンション上がったんだろうな。 -- 名無しさん (2021-07-03 19 46 57) 最近DVDレンタルで観たが、実験中に突如小次郎が消えたのに北斗しか見えてない、気付いてない。他の人に言っても案の定まーた山中が真っ先に突っぱねて誰も信じない。Bパート開始直後のなぜか主人公とメインヒロイン意外いない、薄暗い司令室での議論でやばい結論が出る。三郎少年を止めに行こうと北斗星司が行こうとするが、南夕子が「隊長に報告しないと!」と言うも「言っても誰も信じてくれないさ!」と遂に断じてしまう…今まで誰も信じなかったし、その謝罪もしなかったのが続いた結果がこれだよ! -- 名無しさん (2022-11-29 10 48 43) 吸収だけでなく撃ち返しまでやってるから、こと光線に対してならベムスターを超えてゼットン級なんだな -- 名無しさん (2023-04-01 20 37 03) 普通クソ強い怪獣を倒す回ってある種の爽快感があるんだけどこの回はひたすら陰鬱 -- 名無しさん (2023-04-04 23 46 39) 名前 コメント
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リリーブラック1 2スレ目 9 紫色の桜が散る。 罪人が取り憑いた桜が散っている。 「…俺、どうしてここにいるんだっけ?」 よく分からない内にここに来ていて、俺は―― 俺、もう死んだんだ。 死因なんて覚えていないし、そもそも…この場所に辿り着くまでが とてつもなく長かった。 死神に三途の川を渡らされて、閻魔に説教を食らって…結局、ここにいる。 「…結局、ここはどこなんだ?」 「教えてあげようか?」 急に答えられた声に振り向くと、そこに立っていたのは、黒い服を着た 一人の少女だった。 「…お前、誰だよ?」 「私はリリーブラック。ただの春を伝える妖精よ」 春を伝えるという事は、きっと季節は今は春なのだろう と言うよりも妖精って何だ? あの…フェアリーとかの類の妖精か? 「…春、ねぇ。…でリリーとか言うの、ここはどこなんだ?」 「あんた、私が名乗ったんだから名前くらい名乗りなさいよ」 「…悪ぃ、俺は○○。ただのしがない人間だ」 「見れば判るわ。大方、さっき閻魔様に裁かれたんでしょ?」 表情を崩す事無く、淡々と告げるリリー。 「まぁな」 「だったら、ここから先にあるのは転生か冥界行きよ」 「どっちも…面倒そうだな」 「そのまま消滅したいならすればいいでしょ」 冷たい奴だなぁ…。普通、そういう時はもう少し励ますなり何なりすると思うんだが。 「…そうだ。今は季節的に春なのか?」 「そうよ」 「…お前って、春を伝える妖精なんだよな?」 その言葉に呆れ顔になりながら、リリーはまるで蔑むような視線を俺に向けて こう言い放った。 「あんたに伝える春はないわ」 やっぱ冷たい奴だ。むしろ春じゃなくて冬の妖精なんじゃないのか? 「まぁ、時間なんてほとんど無限にあるし、その間にでも消滅するか考えておけば?」 そう言い残して、その黒い衣装とは全く違う純白の羽を広げてリリーは空に 舞い上がった。 「俺、明日もここにいるからな!」 何だかよく分からないが、俺は彼女の事が妙に気になっていた。 まぁ、自分もそんな訳の分からない感情に動かされながら 次の日もここに居た訳だ。 無縁塚では、紫の桜花が舞い、奇妙に『俺』という存在が死んだ事を納得させてくれた。 「なんだ、まだ居たの?」 「居ちゃ悪いか」 そんな声と共に、俺の傍に降り立ったのは一人の妖精。 昨日と変わらず、やや冷たい態度を取る。 本当に春の妖精とは思えないほど冷たい少女だった。 春の陽気とは違って、彼女の言葉は冷気のように冷たい。 恐らく、それは彼女の本意で言っているものではないと思っているが… いや、そんなこともないのかもしれない。 彼女はほとんど、自分の思うとおりに言葉を投げかけている。 それが、俺にとっては嬉しい事だったりする。 「何よ、ニヤニヤして…頭でも打った?」 「や、そういう風にはっきり言う奴が珍しかっただけだ。うん、それって結構嬉しいんだよ」 素直にそう答えてやると、彼女はその言葉に不服なのか 不機嫌そうな顔になり 「…あんたってバカじゃないの?」 「まぁ、頭がいいって言われた事は無いな。どちらかと言えばずる賢いと言われてた」 子供の頃は、親にも呆れられるほどの悪戯小僧という事も認められる。 「はぁ、やっぱあんたってバカよ」 「そんな俺と真面目に話そうとしているお前もな」 「っ…そんな訳無いでしょ! 何で私が好き好んであんたと話さないと…!」 「はいはい」 真っ赤になりながら弁明する彼女に対して、俺は軽くあしらっていた。 そんな感じでわかった事はある。 彼女は、弄られ体質だ。 何でか分からないが、何処からか弄られオーラが出ている。 普段、こんな風に誰かに弄られているのか、それとも俺と出会ったことで発現されたのか 知らないけど。うん、間違いなく彼女は弄られ体質と言う事はよく分かった。 「…で、決めたの?消滅するかどうか」 「人を勝手に消滅さすな。まだ考え中だ」 一頻りからかった後、彼女は本題を出してきた。 …別に今、決断を出す必要があるかどうか知らないが、今は保留だ。 「…そう」 どうして、そう言った途端にお前の顔が曇るか分からないが…。 「ま、適当に適当に、だな」 大きな流れには逆らう事ができる訳でもなし、適当に流れに身を任せる方向で、 消滅する時は消滅して、転生する時は転生する。 「…あんた、明日もここに居るの?」 「そりゃな、行き先が正直分からないからな」 「あんたの状態は、辛うじて無縁塚に留まってるに過ぎないから。 このまま冥界に逝くか、それとも消滅するか、転生の道に入るかの分岐点に居るのよ」 そんな事を教えてくれるとはありがたい。 何故彼女がそんな事を知っているか知らないが、俺は彼女の言葉を信じて どうするか、少しだけ考えるようになった。 四日後―― 「…はぁ」 春の暖かい陽気に思わず眠気が訪れる。 驚くべき所は幽霊になっても寝る事が出来るという事か。 実は死んでから最初の日も考えに考えを繰り返していると、普通に寝てしまった。 元々、考えるのは得意分野じゃない。 「冥界、転生、消滅」 …どれがどう違うのか微妙な所だ。 死んでいる今になって、また進む先を決めないとならないのが面倒すぎる。 いやいや、待とうぜ俺。 進路を適当に決めるな、って偉い人が言ってただろ? じゃあ、考えてみるんだ。 「消滅」 まず最初に考えついて却下だった。 そもそも、それじゃ生きている意味…もとい、死んでいる意味がない。 そうなると考え付くのは、転生か冥界逝き。 「…転生、ねぇ」 魂だけ変わって違う『俺』になる。 辞書どおりの意味を考えると、生まれ変わって何か別の物になるということ。 それが蛙だろうと、鳥だろうと、文句は言えないわけだ。 生まれ変わった先が蛙でも、それは俺になる。 …我侭なようだが、俺はそんな物はゴメンだった。 違う何かになるなんて真っ平だ。 たとえ記憶を引き継がないのでも、絶対に嫌だ。 「冥界逝き、ね」 …そもそも冥界に逝くとしても、どんな状態になるのやら… この形状を維持するならまだマシか? 幽霊と言う身分ならば、まだ蛙よりはマシだ。 じゃ、やっぱり冥界逝きしかないじゃないか。 …明日、あいつに会ってどうにか冥界逝きの方法でも聞いてみるか。 翌日は割りと早い内に彼女は辿り着いた。 黒い衣装に冷たい言動。弄られっぷりは間違いなく いつもの彼女そのままだった。 「…あんたって、そう人を弄らないと気が済まないの?」 「いや、お前限定」 「……」 不機嫌になる様子もいつも通りで嬉しい。 そして、俺は彼女に聞くことにした。 「なぁ冥界逝きってさ、どうすれば良いんだ?」 微かに、空気が止まった気がした。 あまりにも彼女の反応が無かったので、そちらの方を見ると 「………」 固まっていた。 いや…彼女は固まっているのではない。 気を失いかけているのだ。 どうして、そんな事になっているのか分からないが、これがただならぬ事という事だけは 鈍い俺にもわかった。 「ちっ…」 俺一人じゃ、残念だが何も出来ない。 …いや、頼る奴なら居るんじゃないか? 最後まで説教してくれたあのにっくき裁判長とか、さ。 「仕方ねえ…っ、ちょっと耐えろよ…!」 横になりかけた彼女を抱きかかえて、裁判長の所に向かった。 考えてる暇なんてありゃしない。 一心不乱に走り続けた。 既に時は夜となり、四季映姫は優雅に茶を飲んでいた。 今日は如何せん裁かれる人が多かった。 明日に備えて、そろそろ休憩を取ろうと考えて呟いた。 「…ふぅ、今日の審議もこれで全部お終――」 「裁判長ーッ!」 「ぶーっ!」 思わず、茶を吹き出した。優雅な一時は終わりを告げた。 お茶は見事に霧となっていた。 堂々と真正面から戸をぶち破ってくるほど元気な霊が、まさか来るとは思わなかった。 「…非礼は先に詫びる、ゴメンなさい。で、本題に入るんだが」 目の前の霊は一人の妖精を抱えていた。 …見たところ、衰弱しているようなのだが、今の季節なら気にするほどもないくらい当たり前の 様子だ。 「こいつ、調子が悪いんだ。あんたなら何か知ってるだろ!?」 この霊――この前、裁いたばかりだが――はどうやら四季映姫を医者か何かと勘違いしているのか? いや、まず裁判長とか呼んだ時点でそれは無いだろうが。 「この季節の節目に、彼女がそうなってもおかしくは無い」 「…何?」 「春を伝える彼女、リリーは当然、夏が近づけば消えてしまう儚い妖精に過ぎません」 当たり前の事実を言った。 もっとも彼女だけでなく、きっと、春を司る妖怪たちもしばらく消えてしまうだろうが。 「えーと、確か○○とか言ったはずですね。 春が終わるまで彼女と一緒にいる、それが貴方が積める善行よ」 それだけ言って、男と妖精を追い出した。 非情な判断ではない。一番、適切な判断だと我ながら思う。 彼女はずっと、彼を見ていた。彼も彼女を必死に見ていた。 ならば、あの者達に積める善行とは、こういうことではないだろうか――? 「…何で泣いてるのよ?」 「泣いてねえ、これは雨だ」 結局何ができる訳でもなく、無縁塚で俺は彼女の元に居るだけだった。 彼女の身体は恐ろしく軽い。 これから存在がなくなるように、本当に彼女の質量がなくなっていった。 「お前ってさ、本当に強情だな」 「…何が?」 「あー、そう、居れる期間くらいちゃんと言おうぜ」 俺も散々と言わなかったけど。 今なら言える、あの裁判長に言われてようやく決めた俺の死に先。 「俺さ、冥界に逝くぜ。それで次の春まで、お前を待つ」 「ん…」 彼女は微かに笑う。 いつも冷たい目ばかりだったのに、こういう不意打ちには弱い。 今の俺の顔は到底見れるもんじゃないだろう。 「待ってる、からな」 「…迎えに、来ないの?」 「幽霊が迎えに来るんじゃ、あの世行きだろ? うん、でも、それもいいかもな…斬新でさ。なぁ?」 ふと、ほとんど彼女の身体の重みがなくなっていた。 そこにあったのは眠った彼女の身体と、紫色の桜。 ふわりと、彼女の身体が桜の花びらとなって空中を舞っていった。 その白かった翼も、桜花となって舞い上がる。 掴んでも、掴んでも、その桜の花びらは舞っていく。 「…はは、まだ…何も言ってねえだろ? 俺、伝えたい事があったんだよ。伝えないとならないことが――!」 周囲の桜は既に散っていた。 エピローグ 結局のところ、俺は冥界に逝く事に決まった。 元々、冥界逝きらしい俺は、温かく迎えられた。 それでも彼女への思いは途切れず、彼女がいない空白の 時を過ごし続けた。 何をしても無気力、夏は惰眠を貪り、秋は愁眠、冬は冬眠をして 庭師に働け、と怒鳴られたものだ。 そうして、ようやく春が訪れたのだ。 「…変な感じだな」 無縁塚は別段、変化の様子はない。 むしろ、あの時の異変がおかしかっただけで、普通に季節が巡れば 紫ではない桜花が咲き誇る。 「…よう」 「…うん」 花に囲まれて彼女はそこで佇む。 黒い服、白い翼、春の妖精なのに、まったくそんな感じを受けさせない佇まい。 「春ってさ、もう来たのか?」 当たり前の質問をしてみた。すでに暦の上でも春は迎えている。 その問いに、彼女は笑いながら答えた。 「あんたに伝える春は無いって、言ったでしょ?」 思わず彼女を抱きしめた。 今度は一春の思い出にはさせない―― 後書き ===ティラシの裏=== アルェ!?告白になってないぞォーッ!? ===ティラシの裏ここまで=== (他の人のを見て)ブラボー おぉ、ブラボー はい、ってな訳で、リリー裏版です。 表版よりも先に完成しました。 切ない話って難しいっスね。 『切ない話を書く』、『リリーを魅力的に書く』 両方やらなきゃならないのがリクエストを受けた物の辛いところだな。 いや、別に辛いと思ってませんが(笑 ─────────────────────────────────────────────────────────── 11スレ目 158 #1 ―――――――――――――――――――― 「なあブラック。お前が山に来た理由は分かったけど、何で逆さ釣りになってたんだ?」 「あれは……、どこぞの悪戯妖精のせいだ」 「そうそう、私たち酷い目にあったのですよ!」 そう言って机を叩くホワイト。マグカップが一瞬中に浮いた。 ホワイトを雪だまりから掘り出し…もとい。助け出して、俺の家で暖を取ることと相成った。 簡素な暖炉に火をつけて、湯気を立てる飲み物を見繕う。ちょっとした菓子もあったような気もしないでもない。 そう思って戸棚を探したが、探したがそんなものは見つからなかった。俺の家に気の利いた物は置いてないらしい。 「酷い目って…。逆さ釣りと雪埋めか?」 「そうなのです! 人を雪に埋めるなんて悪魔の所業なのです!」 「逆さ釣りも辛かったな……」 「悪戯妖精つったら……チルノか、サニーたちか」 「そう、そのサニーとか言う奴らなのです! うぅ~、くやしぃ~!」 ダンダンとまた机に手を打ち付けるホワイト。机から転げ落ちそうになったマグカップをブラックがすくいあげた。 駄々をこねる子どものように、ホワイトはぎゃあぎゃあと文句をたれ続ける。 そしてその背中をブラックがさすってやって、まるで場末の居酒屋とかでよく見る風景だ。 『俺は家族のために頑張ってるんだよぉ!』 『わかる、わかりますよ、課長! 僕も辛いです…!』 『そうかそうか、今日は朝まで飲み明かそう!』 みたいな。サラリーマン島耕作……にはこんな場面ないか。 「やられたんならやり返せばいいんじゃないのか? やられっぱなしはつまらないだろ」 「それはそうなのですが……」 「何か問題があるのか?」 「黒ちゃんがそういうのをあんまり好みませんしー。それに、」 そこで言葉を切ってホワイトは立ち上がる。何を思ったのか両手を大きく広げた。毎年、春の季節にそうするように、その細い両の手を羽のように広げ、息を吸い込む。 「春ですよー!」 その声に俺はビビッて、床に伏せた。俺ならずとも、幻想郷の春を体験したことのあるものなら、きっとそうだろう。その声は、弾幕の嵐が来る前触れだからだ。 春先に必ず聞こえる、天使のように明るい悪魔の声。その声と共に降り注ぐ強烈な弾幕。春の嵐は強いとよく言うが、これほどじゃない。 折角ついた花の芽も取れてしまうし、茂った木の葉は落ちる。建物も傷つく上に、怪我人まで出る始末だ。 湖にある紅魔館では毎年、弾幕の回避に手間を取られているそうだし、博麗の神社では巫女がマジギレしているそうな。 ホワイトがそこで撃墜されているかどうかは俺の知る所ではないが。 「…………おい、○○。大丈夫だ、安心しろ」 背中をブラックに叩かれて顔を上げる。そこには荒れ狂う弾幕があるわけでもなく、ぐちゃぐちゃになった室内が見えたわけでもなかった。 両手を広げたままのホワイトが恥ずかしそうに笑っているだけで、床に伏せる前と何ら変わりは無い。 ホワイトが頭を掻き掻き「こういうわけなのです」と、つぶやいた。 「…ええと、つまり?」 「要するに、今の私たちはその辺の妖精よりも弱いってことだ。弾幕を張ることはできないし、空も飛べない」 「というわけなのですよ。やり返したくても、やり返せないのです…」 「なるほど、じゃあ諦めるのか」 「いいえ、諦めないのですよ?」 ホワイトが、即座に返事をする。その声に温かみは感じられなかった。何処までも冷たい、感情のない声だった。 俺とブラックが驚いて顔を上げると、ホワイトが俺たちを見つめている。いつもと同じ表情、同じ顔だ。だが、そこには見慣れた笑顔はなかった。瞳に光は灯っていない。 ホワイトの桜色をした唇が、ゆっくりと動く。まるで大蛇が獲物を飲み込むときのように、獲物を嬲るように、もったいぶって。 「私は、諦めないのですよ? 春になったら思い知らせてあげるのです。誰にたてついたか、自分の所業がどんなに酷いことか教えてあげるのです」 「…………」 「そうですね…、まずはじめに私と同じ目にあわせてあげるのです。花に埋もれさせましょう。その後は黒ちゃんがされたこともしてあげましょう。高い木の上に逆さ釣りです。 その後は……弾幕で痛い目見せてあげましょうか。自業自得なのですよ、自分たちが悪いことをしたのですから、咎められるのは当然のことなのです。 うふっ。春が楽しみなのです。うふ、うふふふ、うふふふふふふふふっ!」 脳みその螺子が外れたのか、壊れたように低く笑い続けるその姿に、いつものホワイトの面影は見えなかった。はっきり言って怖い。背筋が震えたくらいだ。 かと思えば、ブラックはため息混じりに「またか」と呟く。頭痛でもするのか、額に皺を寄せて頭を振っていた。 「またかって…、前科でもあるのか?」 「去年も同じことを言っていた。一言一句違わず、な」 「忘れっぽい……のか」 「頭が春なだけだ。気にするな。……ああ…頭が痛い…」 「なかせてやるのですよー!!」 ―――――――――――――――――――― ===============文々。新聞三面記事============== 「なかせる…って、どんな風になかせるつまりなんですか」 マイクを向けつつ、不思議な顔つきをする天狗。 そのマイクを誇らしげに奪い取り、ホワイトはにこりと笑う。 息を深く吸い込み、「こうなかせるのですよ」と、天女のような笑顔で、言った。 「らめぇぇぇぇぇ! サニーのこくまろミルクでちゃうのぉぉぉぉほぉぉぉぉぉぉ!!」 ==========新聞買わなきゃらめなのぉ! ― 射命丸 文========== #2 ―――――――――――――――――――― 「ああもう、寒い! なあブラック、何で俺たちはまたこんな雪の中歩いてるんだ!?」 「…………私の知ったことか。さっさと歩け。帰るのが遅くなる」 「冷たいな、おい。何か機嫌悪くないか」 「寒いからな」 むげもなくブラックはそう言って、雪にまみれた足を動かした。俺もその後に続く。 俺と彼女の間に一つの会話もなく、言葉を交わす事はあっても、俺から話しかけるだけで、それが発展することはなかった。 互いに、コートの前襟を堅く締めて、手袋をしても冷たくなる指先に息を吐きかけていた。 何でこんなことになったのか…。俺はつい十数分前のことを、鬱な気分で思い返していた。以下回想。 ―――――――――― 「帰りたくないのです」 「は? 今何と仰いましたかお嬢さん?」 「今夜は帰りたくないのです。泊めて欲しいのです」 ホワイトが壊れた笑顔をやめてからすぐのことだった。 椅子に何食わぬ顔で座りなおし、俺にお茶のお代わりを要求した後、ホワイトは悪びれもせずそう言った。 しかしだ、この台詞何も知らない人が聞いたらとんでもないことになるんじゃないだろうか。 狭苦しい家に男と女が二人っきり。その上、「今夜は帰りたくないの……泊めて…」何ていう台詞は破壊力抜群だろう。 皆で同じ釜の飯をつつき、同じ風呂に入り、同じ布団で寝る。それでも寒さに体は震え、次第に体を寄せ合って……。 そんなピンク色の妄想を考える男なんてすぐに分かってしまうわけで、ブラックが眉根を寄せながら、俺の肩を叩いた。 「○○、変なこと考えてないか」 「かっ、考えてないぞ」 「○○さんは私と一緒のお布団で寝るのですよねー?」 「ほう、そうなのか?」 「そうなのですよー。黒ちゃんも一緒に寝るのですか?」 「おい、勘弁してくれよ。暑苦しくて堪らないだろ」 「じゃあお泊りしてもいいのですね?」 「こんな寒空の下に放り出すわけにも行かないだろ。泊まってけ」 「やったー! お泊りなのですよ、黒ちゃんも楽しみなのですねー?」 「……そう…だな。ホワイトは楽しそうだな」 この時急に、二人の間に何かが開いたような気がした。 空気の温度とか、心のキョリとか、言葉に出来ないそんな何か。小さいけれど確実に、何か開いたような気がする。 「冷蔵庫の中見てくる。足りなかったら買いにいこう」 そう言って俺に背を向けたブラックに、俺は声をかけることが出来なかった。 その後、ブラックはコートを俺に借り、長靴をはいて手袋をはめて、雪の中に繰り出した。俺を振り返りもしない。 雪を踏みしめて必死に歩くその背中に、ホワイトを一緒に探していたときの事を思い出す。でも、今と、その時は、違っているような気がしてならなかった。 ―――――――――― 「なあブラック。お前機嫌悪いだろ」 「悪くないって言ってるだろう。何度言えばわかるんだ」 「いいや、悪いね。だってさっきから喋らないし。それに……ほれ、額に皺寄りっぱなしだ」 「っ、触るな。……もし、仮に、例え話だが、機嫌が悪かったらお前のせいだ。私は悪くない」 「俺のせいって……」 「ふぅん。心当たりがないなら考えるといい。その内分かる」 冷たくそう告げて、ブラックは買いをすると、里に消えていった。今夜は鍋にするらしい。八百屋に魚屋と、忙しく走りまわっているのが人ごみの中に見える。 その姿を見ながら、腕を組んで考え込む。やっぱり、コーヒー飲むのを強要したからか? いや、でもまだ飲ませてもないしなあ。 …なんだいこのボムはぁ!? じゃなくて。 いっそブラック捕まえて問い詰めるのもありかなと、思った。こう、肩を引っつかんで、真正面から男らしく突っ込むのもありかなと。 だけどそんなことをしてブラックに嫌われでもしたらどうしようか。平身低頭して謝っても許してはくれまい。 「でもなあ……」 このままにしておくのもそれはそれでいけないだろう。 なにより、こんな先の分からないままにしておくのは嫌だ。折角今会えたのだから、今一緒にいて、ブラックがいて、話す事ができるのだから。 安っぽいとか、ガキっぽいとかそんな言葉が頭を過ぎった。まあ、それはそれでいいかもしれない。 心を伝える一番簡単な方法は、全部ぶちまけること、だし。 「○○、待たせたな。ほら、早く戻ろう。ホワイトが待ってる」 「なあ、ちょっと待てよ。お前さっきからなんでそんなに急いでるんだ?」 「それは…ほら、ホワイトが待ってるから。お前もお腹が空いてるだろ?」 「質問を質問で返すな。ご飯とかはとりあえずいいから、答えろよ」 「さあ、早く早く、早く帰ろう。お腹がすいた、早く帰ろう」 「だから。人の話を聞けって。っつかお前こっち向けよ」 「ぁ……」 無理矢理に道程を急くブラックの腕を掴んで、俺のほうを向かせる。抵抗もしないで、ブラックの身体がそれに従う。 そうして、ようやく交わす事ができた視線と視線。ブラックの瞳は濡れたビー玉のように光っていた。 「ぶっ…………!」 とかそんなことより前に。 俺の視線はブラックの顔の上を走り回っていた。 そこにあるのは寒さで赤くなった鼻。の下に黒いマジックで書かれたぶっといひげ。 ホワイトのものより少し色の濃い唇。を無理矢理赤のマジックで書き足してたらこ唇にしてあった。 ふっくらと柔らかそうなほっぺたは、これまた赤のマジックで『@』のマークが書いてあった。両方共に。 そして真っ黒な瞳の周りには黒のマジックでまつげが書き足され、そのうえで眼鏡が書いてあった。 極めつけは額に『肉』の文字。 「~~っはははははっ!!」 いきなり大きな声で笑い出した俺を、面食らった顔でブラックが見つめている。しかし、その目の周りにはお粗末な眼鏡が書いてあるわけで。余計に俺の笑いを誘う。 俺はきょとん顔のブラックがまた面白くて、面白くて、笑いすぎて目に涙が滲む。 腹筋がいよいよ痛くなってきた。涙で滲んだ視界は真っ白な雪と、黒のコートを着込んだブラックだけしか判別できないほどだ。 「…おい○○。何がそんなに面白いんだ。人の顔見て笑うなんて最悪な奴だな」 「だって……! おま、鏡見てみろ…!」 「鏡? なんだっていきなりそんな……」 「いいからいいから。そら、そこの池でいいから」 ブラックの背を押して、近くにあった池へ歩いて行く。 水面に氷が張って、雲の間から差し込む光で、きらきらと、鏡のように光っていた。 ブラックと二人して、それを覗き込んだ。涙を目の端にためて笑う俺と、何がなんだか分からないといった顔のブラックの顔が、氷に映って。 そして、俺とブラック、二人の声が、寒空に響いた。 「ぁんじゃこりゃああああああ!?」 某刑事ドラマばりの叫び声を上げて、俺は自分の顔を押さえる。 そこには、ブラックと同じように落書きがしてあった。ひげや頬のマークは当然のように書かれてあった。 ブラックと違う所は俺の額に書いてある文字が『バカ』の文字だったことだ。 「おい○○! 何だこれは」 「それは俺が聞きたいな。いつの間にこんなもん書かれたんだ」 二人して落書きに汚れた顔を突き合わせる。 さっきまでの口論もそっちのけで、視線と視線をぶつけ合う。火花も散らんかというその間を、“ひゅん”と、何かが走る。 一瞬後に、何かが雪に落ちる音。そちらの方を向けば雪の塊が砕けて地面に埋まっていた。 ―ああっ、外れた! ―サニーサニー、ばれちゃったよ! ―第2球投げたー! ―ルナもふざけてないで! やいのやいのと騒ぐ声がする方へ顔を向ければ、不思議な衣装を纏った妖精が三人。黒髪の妖精は他の二人を抑えようとしているが、それにも構わず雪玉を投げる二人。 ゆらり、と、ブラックが体を動かした。とても緩慢な動作で、それなのに目で追う事は敵わなかった。 俺もそれに倣う。視線を投げた先に、妖精が三人。ようやく俺たちの動きに気づいたのか、雪玉を投げる手が止まった。 「○○、さっき、機嫌が悪いといったな。気のせいだと言ったが、すまない、当たっていた」 「奇遇だな、俺もだ。どこぞの妖精がなぁ」 「ああ、“どこぞの”妖精のせいだな」 「とりあえずどうしてやろうか。花に埋めるか、それとも逆さ釣りにするか?」 「それはホワイトがやるって言ってたろう」 「じゃあお前は? どうするんだ」 「とっつかまえて、ぶん殴って、池に沈める」 「よしきたっ!」 スタンディングスタートで、同時に走り始めた。 帽子が風に飛ぶ。ブラックの長髪が風に踊っている。おもむろに手袋は外し、丸めた。 大きく振りかぶって、それを力強く放り投げた。 「覚悟しろこの悪戯妖精どもがっ!」 ◇◆◇ 「……疲れた」 「言うな、私もだ」 結論から言うと、結局俺たちはサニーたちを捕まえることはできなかった。所詮妖精と、侮ったのが間違いだった。 あちらが存外に賢かった、己の能力を熟知し、そして使いこなしていた。見えない足に転ばされ、声が消されて連携がとれず、雪だまりに自ら突っ込む結果となった。 疲労困憊となった俺たちは、すぐ家に帰るのは諦めて、里で、一休み入れることにしたのだった。 身体があったまるからという理由で、甘酒をちびちびと飲む。少し癖のあるえぐみが、口の中で溶けていった。 「…ブラック。怪我とかはしてないか」 「大丈夫だ。そういうお前はどうだ、頭から地面に突っ込んでたろう」 「うー、少し、ひりひりするかな。まあ大丈――」 「どれ、見せてみろ」 ブラックが机越しに、俺の前髪を捲り上げた。黒の瞳が、心配げに細められる。 俺はその予想外の行動に、しばし、我を忘れて、前だけを見つめ続けた。 動くことの出来ない視界の中で、唯一動きを見せるブラックの身体。耳元で聞こえる衣擦れの音が、何故かとても、くすぐったい。 「なんだ、大したことないじゃないか。……○○、顔が赤いぞ。まさか甘酒で酔っ払ったとか言わないだろうな」 「ブラック……お前…」 「ん?」 「優しい所あるんだな」 「なっ!? お前私が血も涙もない奴だと思ってたのか!?」 「だってさっき『ぶん殴って池に沈める』とか言ってたし…」 「悪戯した子供にはお仕置きが必要ってことだ。至って普通だ」 「でも『そういうのは好まない』んじゃなかったのか」 「あまり、だ。あまり好きじゃないだけだ。勘違いするな」 「じゃあ少しはそういう性癖があるわけだ」 「っ! ないない!」 がたんと、音を立てて席を立つ。大きな音に、店中から視線が集まった。それに晒されたブラックは、気まずげに「とにかく」と、咳払いを一つ。 「私にそんな性癖は無いからな。勘違いするな、私は普通だ」 「そうやって普通とか言う奴に限って、アブノーマルなんだよな」 「だから違うと!」 「まあまあ、落ち着け」 耳まで真っ赤にして、ぶるぶる震えるブラックの肩を抑える。涙目になってるのは何でだ。やっぱりそっちの気があるのか? 何てこんなことを言ったら、間違いなく店の中で暴れだすので、さっさと連れ出すことにする。 勘定を支払って、雪がちらつく道へ足を踏み出した。ぎゅうぎゅうと雪を踏むたびに、音が鳴って、気分が高揚する。まるで子どもの頃に戻ったみたいだ。 道の端にある雪の塊を、足で蹴り上げた。ばらばらと細かい雪が、宙を舞う。 「○○、お前子どもみたいだ」 そんな俺を見て、ブラックが微笑んでいる。その手に、家をでる時に渡したはずの手袋は無い。 そのことを訊ねると、「さっきサニーたちを追いかけているときに落とした。すまん」と目を伏せる。 「あー、大声で怒鳴りながら投げてたな。あれ高かったんだぜ?」 「だからっ、すまんと言ってるだろう。ケチ臭い奴だ」 「うるせ。……ほら、これ使え」 ブラックに、俺のしている手袋を渡してやる。手にはめてやると、少し指先が余ったが、まあ落ちることは無いだろう。 直に指先が外気に触れて、痛い。でもまあ、俺が寒いくらいはいいか。今日くらい、指先が使い物にならなくなっても、晩飯はブラックが作ってくれるって言ってたしな。 そんなことを思いながら、指先をこすって、息を吐きかける。気休めどころか、何の意味もないことは承知の上だ。 「○○、ほら。これ使え」 ぺち。 ブラックの声に振り向くと、何かが俺の顔面に当たった。後ろを振り向くと、ブラックと目が合った。片方の手袋がない。 ブラックが「下を見ろ」と、地面を指差す。それに従って視線を下げると、地面に横たわる手袋。 とりあえず、訳も分からないが、拾い上げる。 「使えったって、お前が寒いだろ」 「いいからいいから。“人の厚意はありがたく受け取っておくもんだ”。…だろう?」 「上手いこと言いやがって、この野郎」 「しかしなんだ、この台詞自分で言ったらかなり恥ずかしいな」 「だろ? あの時俺も結構恥ずかしかったんだぜ」 「でも、癖になりそうだな」 「お前、そっちの気があるのか!」 「だからないと言っている!」 ちょっと弄りすぎたか。ブラックの右手が拳に変わっている。このままでは殴られかねないと、慌てて最後の台詞は撤回した。 手袋は使えと、そうは言うがブラックだって片手が寒そうだ。しきりに右手をこすり合わせている。 「ブラック、お前も寒いんじゃないか。手ぇ真っ赤だぞ?」 「ああ…私なら大丈夫だ」 そう言って、するりと。 その左手を、傘のように広げて、俺の右手に、絡める。 指と指が交じり合って、絡まって、繋がった。 「ほら。こうすれば寒くない」 心底嬉しそうな笑顔で、優しく瞳を細めて、笑った。 俺は何故かその顔を直視できなくて、思わず逸らしてしまった。それでも右手を離す気にはなれなくて、少しだけぎゅうっと、握り返した。 そして、また。その手は握り返される。 「このまま家に帰るのか?」 「それもいいな。○○、私は酔っているってことにしておいてくれ」 「そうか。じゃあ、俺も酔ってるってことにしておいてくれ」 「私達を見たら、きっとホワイトはびっくりするだろうな」 「だろうな。何せ俺たちは一回死んで、生き返ったんだしなぁ」 「“オラは死んじまっただー”」 「ブラック…。お前結構古臭い奴だったんだな」 「うっ、うるさいうるさいうるさい! バカって言う奴がバカなんだ!」 「お前はチルノか! つか、叩くな叩くな!」 ==============文々。新聞地域欄============== 「うー寒い寒い」 今温もりを求めて全力疾走している俺は、幻想郷に住むごく一般的な男の子。 強いて違う所をあげるとすれば、女の子を弄るのが好き(性的な意味ではない)ってとこかナ。名前は○○。 そんなわけで、帰り道にある山道にやって来たのだ。 ふと見ると、道端に一人、手袋をはめたリリーブラックがいた。 「ウホッ! こんな所にいい手袋…」 そう思っていると、突然ブラックは手袋を片方外しはじめたのだ…! 「 は め な い か 」 そういえばこの山道はハッテン場の―― 「……ホワイト。何書いてるんだ?」 「新聞に投稿する小話なのですよ。○○さんも読むですか?」 「おう――……ってなんじゃこりゃ」 「手袋を通じて黒ちゃんと知り合う、○○さんの話なのです。ハッピーエンドなのですよ」 「嘘付け! 何が『すごく……温かいです…』だっ!」 「演出なのです」 「じゃあなんだこの『ああ……次はソックスだ…』は!」 「演出なので――」 「嘘をつけっ!」 「あああああ頭を揺さぶるのはやめるのですうううう」 「やめろ○○。止めるだけ無駄だ」 「そんなこといったってこれ見てみろよブラック。こんなもん新聞に載せられないだろ」 「天狗は賢明だ。こんなものを載せたらどうなるかよく分かってるはずだ、安心しろ。それとホワイトは後で地面に埋めておく。春になったら花でも咲くだろ」 「あ、あははー? 黒ちゃん? 怒ってるのですかー?」 「そんなはずがないだろうホワイト勘違いをするにも程があるぞなあ○○もそう思うだろ?」 =============てぶくろテクニック==============
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レディブラック 使用スキル スパンキング テイル(5)/ダーク ポイズナー(1) ■被通常ダメージ一覧 名前 被回数 最小被ダメージ 最大被ダメージ 被ダメージ合計値 ローグ53 4 72 88 320 被通常ダメージ合計値 320 ■被スキルダメージ一覧 スキル名 使用回数 最小被ダメージ 最大被ダメージ 被ダメージ合計値 ソニックブロウⅢ 30 352 852 13780 ブラッドピアッシングⅠ 24 294 708 9154 スキルダメージ合計値 22934(5733) 総合ダメージ合計値 23254(5813) 推定HP5900(データは4体分)
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以前やったブラックニャックが面白かったとのことでもう1度企画してみた 今回の賞品は有志からの持ち寄りをフォトガチャンに入れてランダム抽選 引かれなかった賞品は返却するというスタイル 高額すぎるのも考えものなのでビジフォンのマイショップで2Mまでのものってことで ルールは以前と同じで 3人1組で同じ台につき5回戦の中でニャウに勝った回数の一番多い人の勝ち それぞれ勝ち上がった人達で再度ブラックニャックし、勝ち数で順番を決めフォトガチャンを回す カウント係で毎回参加して勝ち数を数えてきました 結果、勝ちあがったのはこの3人 おめでとう! いいものは手にはいったかな? 自分の出したものを自分が引き当てるという悲劇は無くてよかったですw
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機体名:ブラックマイト サイズ:L HP:6700 EN:200 装甲:1600 運動性:95 移動力:6 移動タイプ:陸空 地形適応:空C陸S海C宇A 【特殊能力】 剣装備 【武装 】 回転式機銃 グレン・キャノン エレクトロンブレード ソリッド・インパクト 【機体解説】 ハガネがメタルスから持ち出したフロース・エンジンの一つ。 メカニカルなラインを描く艶やかな漆黒の装甲と、大輪の花を思わせる形状の背面ブースターが特徴的。音楽的ですらある駆動音を響かせる。 機体の至る箇所がブラックボックスになっており、現時点では完璧な修理が為されない状態にある。飛行は出来るものの、現時点では機能不全で長時間に渡る戦闘飛行は機体に大きな負担をかけるため、ハガネが好んで行なうことはない。 当初はマレーシア某所のベースから高速で海を渡り出現するという仕様だったが、実際に行なった際判明した諸問題から以後はハガネが自分の手元に置いている。 パイロット ハガネ 関連リンク 【Aチーム】 【メタルス】
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「騙されたな、仮面ライダー!」 【名前】 ブラック将軍 【読み方】 ぶらっくしょうぐん 【俳優】 丹波又三郎(仮面ライダー)福本清三(オーズ・電王・オールライダー) 【登場作品】 仮面ライダー仮面ライダーV3オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー 【登場話(仮面ライダー)】 第80話「ゲルショッカー出現!仮面ライダー最後の日!!」~最終話「ゲルショッカー全滅!首領の最後!!」 【登場話(V3)】 第27話「生きかえったゾル・死神・地獄・ブラック」第28話「5大幹部の総攻撃!!」 【所属】 ゲルショッカー(仮面ライダー)デストロン(V3)ショッカー(オーズ・電王・オールライダー) 【分類】 大幹部(仮面ライダー、オーズ・電王・オールライダー)復活幹部(V3) 【モチーフ】 軍人 【仮面ライダー】 ゲルショッカーの大幹部。 元々はロシア帝国の軍人らしく、ゲルショッカー結成前はゲルダム団の一員だったが、日本支部編成の為に遥々アフリカ砂漠からやって来た。 常に冷静な性格であり、優れた戦略家だが、神経質過ぎる一面があり、何かとウインクのように片目を閉じる癖がある。 左胸には3つの勲章を付け、ロシア帝国軍人時代からゲルショッカー大幹部着任時までの実績としてニコライ2世やゲルショッカー首領から贈られた模様。 1つはヨーロッパ壊滅作戦の指揮を執った際の物、1つはベトナム秘密作戦が成功した際の物、もう1つはゲルショッカー怪人を考え出した手柄として与えられた物である。 もう1つの姿・ヒルカメレオンに変身し、ダブルライダーに最後の戦いを挑むが、ライダーダブルチョップを受け敗北。 最期は元の姿に戻った後に首領を讃えて爆散し、その姿にはダブルライダーも一目置かれた。 初登場の際は左腕にドリルを装備していた。 【仮面ライダーV3】 デストロンの科学力によってショッカーの幹部と共に復活し、V3討伐の作戦を展開する。 最終的に基地の爆発に他の3人と共に巻き込まれ葬られた。 【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】 ショッカーの大幹部。 アンクが1971年4月1日に残したセルメダルをショッカー骨戦闘員から受け取り、それをショッカー首領に渡した事でショッカーグリードを誕生させた。 それにより「世界のほとんどをショッカーが支配する」という事態になり、歴史の修正に再び40年前に向かった幸太郎達は飛び散った数枚のセルメダルの破壊を行うが、やはりセルメダルを入手する。 「これこそが求めていた物」と持ち帰ろうとするがそれを阻止するべく幸太郎はNEW電王に変身する。 セルメダルを取り返そうとするが、レイピアを使った華麗な剣術でNEW電王を圧倒し、ヒルカメレオンとしての姿を現す。 その後、透明化能力で更に圧倒し、セルメダルを発信機付きの偽物とすり替えられる。 しかし、実は最初に落としたメダル自体が偽物であり、ライダー達をショッカーの基地に誘き寄せる事に成功する。 現代の世界で幸太郎と映司を捕えて処刑しようとするが、ショッカーの科学者によってダブルライダーの洗脳が解かれ、彼らによって救出されてしまう。 更に人々の想いの力で復活した仮面ライダーが集結し、全面対決が勃発する事態に陥り、ヒルカメレオンの姿でオーズを迎え撃つ。 【余談】 『レッツゴー仮面ライダー』で演じる福本氏は時代劇の斬られ役で有名な俳優として知られる。 時代劇俳優として有名だが、仮面ライダーシリーズの原作者・石ノ森章太郎氏が原案を務めた『宇宙からのメッセージ』などの特撮作品にも出演している。
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ポップスペースワールド ブラック 分類 : アクセサリ/背中系 2009年 3月 ガチャ@セルフィ スペーストラベラー 高確率版